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スペインおもしろ情報vol.12
http://spain.fc2web.com/
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Hola!!
ゴールデンウィークが終わり1週間経った日本。
日本全国、遊び疲れ?ている人が、まだ いっぱいかと思います。
それは、セビージャも同じ。
何故なら、こちらでは、同じ時期(ゴールデンウィーク)にフェリア・デ・アブリル(春祭り)があるからです。
前回は、セビージャ2大祭りのうちの1つ、セマナ・サンタについてお話しました。
フェリア・デ・アブリル(春祭り)は、そのうちの2つめ。
つまり、セビージャの2大祭りは、続けてあるということになります。
大きいお祭りが2つ、続けてあるなんてすごい度胸でしょ。
というより、すごい体力。
こちらの人達は、この2つのお祭りを待ちに待って
1年間を過ごすんです。
お祭りの目的はもちろんですが、要はお休みになるから。
さすがでしょー。
今年のフェリアは、ピーカン照りの日が毎日続きました。
例年、フェリアの時期は雨が多いと言われていますが、今年はなんのその。
汗だくになっている人達がたくさんいました。
今号はそのフェリアについて、たっぷりお話します。
興味のない方、ごめんなさいね。
ちょっとお付き合いください。
よろしかったら感想などお聞かせください。
Tomi
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オンラインショップが、フラメンコ教室Juan Polvillo(フアン ポルビージョ)
の紹介ページを追加し、“セビージャのフラメンコいろいろご紹介ページ”と
リニューアルしました。是非、遊びに来て下さい。
http://spain.fc2web.com/flamenco.html
これからも、どんどん増やしていきまーす!!
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― フェリアで燃え尽きる! ―
通常、セマナ・サンタ(聖週間)後の4月の3週目に行われる、フェリア・デ・アブリル(春祭り)。
http://www.fiestasmayores-sevilla.org/(公式ページ)
http://www.sol.com/feria/info1.htm(写真はこちらで)
アブリルとは、スペイン語で4月という意味。
セマナ・サンタ(日本語で聖週間)の都合で、開催日が5月になると数えられる年は、開催日を早めて、初日が4月になるように設定される。
でないと、フェリア・デ・アブリルじゃなくなるから。
今年は、セマナ・サンタが4月の中旬に当たったので、そのセマナ・サンタとフェリア・デ・アブリル(通常フェリアと呼ばれる)の間隔は、1週間しかなかった。
つまり、お祭りの連続で働いている場合でないということになる。
(まあ、これはお祭りでなくても同じなんだけどねー。
でも余計働かない人が多くなる。これ事実。)
ちなみに、フェリアはセビージャだけで行われるのではなく、他のアンダルシア内でも行われる。
セビージャのフェリアは特に有名なだけである。
セマナ・サンタが宗教祭であるのと比べ、フェリアは庶民の祭りと言われている。
(どっちも休みがいっぱいだから、庶民にとっては同じだと思う。)
フェリアって何なんでしょー。(デパートの催し物を思い出しません?)
要は簡単。カセタと呼ばれるテント小屋で約1週間(今年は4月29日の午前零時より、5月4日24時までの6日間であった。)
朝から晩まで 飲んで、食って、踊る。それがフェリアである。
つまり、スペインらしいお祭りなのである。
(日本人がやったら、2日目に入院患者とかたくさんでそう。
だって半端じゃない遊び方だもん。)
もちろん疲れたら家に帰って、休憩。そしてまたフェリア会場に登場。
すばらしいほど、根性が入っているお祭りなのだ。(その情熱を仕事にまわせー!!!)
ちなみに、2003年のカセタ数は1、057個。
そのほとんどがプリバーダと呼ばれる個人カセタ。
個人カセタは知り合いじゃないと入れない。
わたし達のような外人は“つて”がないと、
カセタ潜入は無理なのだ。(嫌〜な感じでしょ。)
しかしながら、セビージャ以外のフェリアはこの閉塞感がないらしい。
そのフェリアの始まりをちょっと説明。
フェリアのルーツは約150年前の牧畜市らしい。
数日間続く、その牛や馬などの家畜の市場に参加する人達がその会場にテント小屋をはり、寝起きしていた。
それが段々と、年を追うごとに目的が逸れていき?(スペイン式)牧畜市の方は二の次になり、
飲んだり、食べたり、踊ったりするほうがメインになってしまったという、本当にスペインらしい冗談のようなお祭りがフェリアなのだ。
それでは、時間を追ってフェリアを紹介しましょー。
まず開始日の前日、つまり通常月曜日の夜10時からカセタの会員になっている人達だけで、カセタにてpescaito(魚)と呼ばれている食事会を行う。
(でも、魚料理をたくさん食べるわけではない。
以前は、魚のフライ料理などをたくさん食べたようだが。)
それは、午前零時のフェリア開始(通常、零時きっかりにメインの入り口の門にイルミネーションが点灯する。)で終了。
そしていよいよ、フェリア突入!なのである。
まずは、衣装である。これを話さなくてはフェリアは始まらない。
女性たちは若かれ、お歳を召してあれフェリアの衣装el traje de gitana(ジプシー衣装)を身につける。
フラメンコ衣装とは、細かく言うと違うようだが、細かく言わないと同じようである。
つまり、赤や黄色や青などのフリルがたくさんついた衣装を身にまとい、まとめて1つにした髪には、その衣装に合わせた造花を差す。
情熱的なラテン系の顔、体型にはよく似合う衣装だ。
(ちょっとださい?のが玉に傷。最近は、ましになってきたが。。)
男性は、スーツ姿の人が多い。きちんとネクタイもしている。
(でも、せっかくの衣装がほこりだらけになるから もったいないんだよねー。
とにかく、アンダルシア特有の黄色い細かい砂(厳密に言うと小さい石らしい。)の上にカセタがあるから、防ぎようがないのだ。)
また、馬に乗っている人達をよく見かける。
その人達は、男性は、el traje de corto(エル トラへ デ コルト)と呼ばれる、伝統的衣装を身にまとっている。
女性も、同様な衣装amazona(アマソナ)と呼ばれる、
やはり婦人用乗馬服を身に着ける。これ結構カッコイイ。
そして、飲み物は。。。。
フェリアでは、Rebujito(レブヒート)と呼ばれる飲み物をよく飲む。
それは、マンサニージャ(白ワイン)の炭酸水割りである。
しかしながら、それはフェリア流でサービスされる。
小さいアルミバケツの中に、氷をたくさん放り込み、
その中にマンサニージャ1本、炭酸水(セブン○ップ)2本と小さいコップがいくつか。
即席、携帯ミニバーの感覚である。(ださいけどねー。)
そして、そのバケツを囲みながら、ちびちび(ぐびぐび?)とやるのがこれまたフェリア流なのだ。
相当飲むので、飲みすぎ注意報 炸裂である。
だから、新橋系のおっさんが出没するのもよく見かける。
まさに、ネクタイを頭に巻く勢いで飲んでいるのである。
(終電の心配をしなくていいから いいよねー。)
また、その人達のために?Cardo de puchero(カルド デ プチェロ)という、煮込み料理のうわずみスープに薬草が入っているものもよく飲まれる。
日本でいう味噌汁の感覚だろうか。
そして、Jamón ibérico(スペイン風 生ハム。これ超ーうまい!
そして、超ー高い。でも納得のうまさ。あー食べたい!)もたくさん食べる。ガンガン食べる。
これだけはフェリアで好きな部分である。(はっはっは)
おいおい、踊りを忘れてはいけない。
フェリアでは、セビジャーナスという踊りを踊る。
ちなみにフラメンコとはちょっと違う。
手の動きとか、ステップはちょっと似ているかもしれないが。
セビジャーナスは4番ある。1番から4番まで踊るのには、10分もかからない。1番、1番は短いのである。
しかしながら、飽きもせず何度も踊りまくる。
多分100万回は踊るのに違いない。(もちろん大袈裟。)
そのほかにルンバなども踊る。
「来年こそはねー。」とか言って、毎年踊らないのは我流。(失礼)
ルンバの時だけはりきって踊る。もちろん自己流だが。
カセタは、だいたいの場合が 中に小さいステージがある。
そこで、2,3人のバンドマン(死語?)が来て生演奏(もちろん、セビジャーナスとかルンバとかを歌う)をする。
1回のステージは約30分くらいだろうか。
セビジャーナスのテープをかけっぱなしのカセタとかもある。
カセタによって、いろいろ違うので一概には言えない。
また、夜になればなるほど、たくさん踊る。
多分、昼間は暑いとか、いろいろ理由はあるだろう。
昼間は、馬に乗ったり、馬車に乗ったりする人も多い。
1日、約600ユーロもする馬車をもっている(もちろんレンタル)
人はステイタスが高いようだ。それに乗る人達も、払ってもいないのにまるで特権階級のような雰囲気だ。(ずうずうしい。)
今年は、その馬車の登録が1、200あったらしい。
6日間X600ユーロX1、200=頭 ぐるぐるである。
馬車の持ち主は、自宅から馬車でフェリア会場へ向かう。
だいたい昼食が終わった4時ごろに馬車を自宅につける。
そして、夜の8時まで、馬車がフェリア会場にいるのを許されている間、馬車上で、飲んだり、食ったり、セビジャーナスを歌ったりしながら
会場内をぐるぐる回わったり、闘牛場に向かったりする。
この時期の闘牛は名物でもある。
朝までたくさん踊った人達が食べるものは、チュロスとチョコレートドリンク。
また、ジプシーたちの屋台で出している、Buñuelos(ブニュエロス)というあげパンのようなものもある。
チュロスより油っぽくなくておいしいが、ちょっと高い。
1人前のブニュエロスとチョコレートドリンクで1人、6ユーロ。
ここは日本じゃないと言いたくなるような値段だ。
最後に数字を少し。
カセタは一番小さいサイズで、約9、036ユーロ。(生演奏のバンド付きで、120万円くらい。)
これを、会員(平均15〜16人)で割る。ざっと計算しても、会員はこちらの平均給料1ヶ月分弱くらいを払うことになる。
もちろん、食事代と飲み代は別である。
大変、お金のかかる祭りなのである。
毎年、このお祭りに200万人くらいの人が訪れ、カセタの順番待ち(カセタを持ちたい人、家族、グループ)は900人くらいいるらしい。
そんなお金があったら、外国旅行をしたいと思うのはやはりわたしが外国人だからであろう。
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タイトル: スペインおもしろ情報 発行者 田中富子
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