2008年03月21日(金)
スペイン南部セビリア在住のジャーナリスト「田中富子」さんのレポート。




○スペイン総選挙が終わりましたね。
「3月9日の総選挙で、社会労働党が勝ったんですが、首相のサパテロ氏は、2期目に入りました。
現在のスペイン経済ですが、建築ラッシュに伴い、順調であった経済成長率も、建設ブームの終焉によって、スローダウンしています。
それによって、失業者が増え、物価が上昇しています。
物価の上昇を食い止め、新たな労働確保が新政府の課題というところですね。
また、男女間の賃金格差をなくすと選挙公約したのですが、そのお手並み拝見というところです。」

○スペインって。
「スペインは、17自治州あり、バスク語、カタルーニャ語、ガリシア語、バレンシア語がそれぞれ存在し、州内では、それぞれの言葉が公用語となっています。
特に、バスク州、カタルーニャ州では、スペイン人とは、民族が違うと考えられているので、独立問題を抱えています。」


○セビリアはどんな所ですか。
「セビリアはスペイン最南部アンダルシア州の州都で、観光と農業が盛んです。あまり日本では知られていないかと思いますが、スペインはオリーブ生産世界一でして、また、観光はフランスに次いで世界2位です。
セビリアのあるアンダルシア州は、民族的におだやかで、北部にて起きている民族問題とは、無関係ですね。
言語公用語は、もちろんスペイン語ですが、日本でいうと大阪弁のような、アンダルシア弁を話し、アルテといって芸術がある方が多い。大阪のお笑いの方がたくさん道を歩いていると思ってください。
今 は、イースターで、お祭りの真っ最中です。このお祭りが終わると、4月の上旬に、フェリア・デ・アブリルという、飲んで、歌って、踊るお祭りが待っていま す。その後は、ロシオという巡礼、やはり、飲んで、歌って、踊るのお祭り、そして、その後は、夏のバケーションが待っています。
つまり、いつ働いているのか、わからないという感じですね。実にゆっくり時間は過ぎていき、明日の行動さえも、わかっていない方が多いです。
夏は、45度以上になる日が多く、7月から9月にかけては、1ヶ月間たっぷりお休みを取って、ビーチに行く人が多い。
 しかしながら、その中でも、最近は一生懸命に仕事をしている方たちも多くなってきています。
アンダルシア北部のハエン市にある、オリーブオイル生産者は、オリビクルトゥーラとエライオテクニアというテクノロジーを使って、バージン・エキストラ・オリーブオイルの生産に励んでいます。
オルビクルトゥーラとは、オリーブの畑の科学的、技術的な栽培のことです。植林、オリーブの木の種類と、それらが生育する地域によっての、それらの育成過程の違い、土のタイプ、土の種類のよる栄養方法等を研究することです。
エライオテクニアとは、クオリティーの高いオイルを作る技術のことです。収穫の方法、オリーブの木の種類、製造工程、オイルを絞る際に使用する機械、抽出の方法、オイルの保管、オイルのクオリティー、オイルの試飲等を研究することですね。
また、彼らは、オリーブオイルの世界では有名な農学博士とも組んで、オリーブオイルの研究をしています。これからのスペインのオリーブオイルには、キーパーソンとなるのは、間違いないです。」


○セビリアに行って見るべきものは。
「セビリアには世界遺産が3っあります。
大聖堂、王宮、インディアス総合古文書館、でまずこれを見てください。
さらにグアダルキビール川の散策遊覧がお勧めです。」
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