2001年秋より始まったオーディション番組、オペラシオン・トゥリウンフォ。( http://www.portalmix.com )
これは国がスポンサーのTVEというテレビ局がやっているオーディション番組である。
優勝者は、毎年行われるユーロビシオンというヨーロッパ音楽の祭典にスペイン代表として参加できる。
番組は、まず各地方で行われる予備オーディションから、数人(または数十人)を選び出し、
バルセロナの郊外にある学校で、音楽合宿をさせる。(ファイトー!)毎週月曜日に行われる、オペラシオン・トゥリウンフォの番組のために、それぞれ毎週課題曲が与えられ、
それに沿い、さまざまな先生が発声やダンスから理論(英語の授業もあるよ)に渡るまで、手取り足取り教えてくれる。
生徒は24時間、音楽と向かいあうことになり、そこでさまざまなドラマが生まれるわけだ。
もちろんそれらは、衛星放送では綿密に流され、通常のテレビでも夜の9時半ごろから、
土日を除く毎日30分、今日の出来事のような形で要約が放送される。
でもこれだけでは、もちろんおもしろくない。
毎週月曜日の番組内で、生徒たちは一人づつ落とされていき、学校を去らなければならないのである。
視聴者側も、それはそれは、どきどきである。
思うに視聴者側は、毎日の学校の様子をテレビを通して見ているうちに、
普通の人がスターになっていく様子に共感し、それが大きな躍動感となる。
また、脱落者を最終的に決めるのは、視聴者。
だから、それが“誰がカッコイイ、かわいい”とか、“誰が歌がうまい”、“誰が残る”とか、
街を騒がす社会現象になるわけである。
いやはや、視聴者参加番組とはいえ、メディアはすごいもんだ。
その番組内の流れとしては、下記のとおりだ。
1.全員が満員のステージで課題曲を披露する。
2.その場にいる各音楽業界のお偉いさん数人が一人づつ評価し、4人の脱落候補者を選び出す。
3.学校の先生達が4人中の一人を救う。
4.3人以外の生徒たち(つまりその週の合格者)本人に一人一人、誰が残って欲しいかコメントさせ、多数決で一人救う。
5.残った二人のうち、どちらが残るかを視聴者に投票させる。
結果は次の月曜日まで持ち越し、ステージ上で発表される。
投票は、電話投票で行うのだが、これがすごい。
電話投票するには、一通話100円以上のお金を番組側がとるのだ。
有料投票。とはいえ、毎週すごい数の投票があるらしい。
もちろん投票者の中から勝ち残り者を投票した一人に対して、6000ユーロ(約78万円)の賞金が与えられる。
(投票数からいったら、こんな賞金なんて“へのかっぱ”でしょう。やっぱり最終的には、儲かるようにできてるのよねー。)
また、この番組の特色として、歌手デビューできるという特典もある。
第一回目は、生徒全員がデビューできたが、第二回目は、トップ3人のみ。
さあ次回はどうなることやら。。。
デビューできたとしても、長く売れ続けるのは別問題であるが。(辛口)
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