たまには真面目に環境の話を。

日本の自治体などで、積極的に行われつつあるリサイクル。
スペイン(セビージャ)では、どうなっているのでしょうか。
わたしの独断と偏見では、一般的にその知識レベル、関心度共 他のヨーロッパ諸国と比べると高いとは言えません。
それでは セビージャにおける、ごみ問題(リサイクルを含む)、公共交通機関の環境保護に対する取り組みをちょっとご説明。
1.ゴミについて
 2000年の5月から始まった、Recogida Neumatica de residuos。(レコヒーダ ネウマティカ デ レシデゥオス/日本語訳 空気利用のごみ収集)なんだかすごい名前である。
そして、そのしくみを初めて聞いた時は、耳を疑った。
これがまた、画期的であるから日本人のわたしはチョ−驚いた。
だから、きっとセビージャ人はわたしの100倍 驚いているはず。
それは短く言うと、地下にチューブが埋めてあり、そこを通って近くの回収ポイントへ空気に乗ってゴミが運ばれるというシステムだ。
回収ポイントから、収集センターへは回収トラックにて運ばれる。
このシステムは、スウェーデンで開発されており、世界で2番目(もちろん1番目はスウェーデン)、スペイン国内では初めての試みである。

まず、道端や建物内に設置されている“E.T.”のような形をしている投入ボックスよりゴミを投入する。
それが、空気の流れている地下チューブまで落下する。
落ちたと思ったら、そこは、時速60〜80kmのスピードの空気が流れているので、それに乗って収集センターまで“ひとっとび〜”という訳だ。
どう、びっくりした?
そのE.T.ボックスは、1.有機物、2.プラスティック、缶、牛乳パックなどのブリック類、3.紙類の3種類に区別されている。
回収センターには、それぞれ分類されたゴミが集まり、リサイクルされたり消去されたりする。
もちろん、空気に乗って収集ポイントまで運ばれるので、大きいものは無理。
規定によると、直径35cm以内となっている。
2000年5月から建設が始まリ、11ヶ月の建設期間後に まず一つの居住区にて始まったこの収集システムは、現在でも 一部の中心街と一部の居住区に設置されているにすぎない。
これからセビージャ全土へ少しずつ、設置されるわけである。
ちなみに、チューブにゴミがつまった場合を考え、50mおきにそのチューブにくぼみをつけ、そこにカメラを設置し、管理している。
セビージャらしくない、すばらしい設備なのだ。
絶対、びっくりしたでしょ?

現在まで、それが設置されていない地区では、ゴミは道端に不等間隔に置いてあるコンテナに捨てられている。(我が家もまだコンテナに捨てている。)
通常のコンテナは、有機物を捨て、紙類は“リサイクル”と書いてある青いコンテナ、ビンなどのガラス類は緑色のコンテナ。プラスティック、ブリック類、缶は黄色のコンテナ。
しかしコンテナだと、セビージャの暑い夏は、たいへんすばらしいことになる。
つまり、すんごく臭うわけだ。(コンテナには一応ふたは付いているが。)
また、コンテナ内の有機物ゴミ収集時間は地区によって違うが、7:00〜14:00と23:00〜6:00。中心街では、夜に収集トラックがやってくる場合が多く、
その騒音で目がさめるという人達の声も聞く。(ちなみに我が家の近所のゴミ回収は、だいたい夜の1:00から2:00の間である。)
トラックの騒音とゴミの臭い、またトラックから出る排気ガスによる空気汚染を考慮し、このシステムの導入となったわけだ。
また、セビージャは観光都市であるため、その環境を重視した決定でもある。
システムはすばらしいが、それを活用する人間が問題なのである。
相変わらず“ポイステ”が多く、街はゴミだらけ。ポイステする人間も新システムで吸いとってくれればいいのに。(冗談ですよ。)
ちなみに、ビンなどのガラス類は重量があるため、新システムでの収集はできなく、引き続き緑色のコンテナが残ることになる。
家具類や電化製品などの粗大ゴミは、ゴミ会社に電話すれば無料で引き取ってくれる。また、電池類などの回収もしている。
(以上の記事全ては、LIPSAMのHPを参照 http://www.lipasam.es/ )
2.公共交通機関の環境保護に対する取り組み
セビージャでの公共交通機関となると電車とバス。
電車は他の市や町との連絡だけで、セビージャ市内を走っているわけではない。
また、しばらく止まっていた地下鉄の建設が再開されたが、いつ運転開始になるかは、神のみぞ知るという感じである。というと、後はバスしかない。
市バスは市内の各地区を組まなく結び、市民のかけがえのない足だ。( http://www.tussam.es/
(残念ながら、自家用車を使用する人間が多いのも事実。バスは待たなくてはならないし、停留所まで歩かなくてはならないからだろう。)
最近、市バスには 16台もの低排気ガス車が増えた。
ユーロ内のガス規準を遵守するこの車体は、車椅子障害者やお年寄りのために車体が低く(320mm。低〜い!)なお且つ、乗車と降車時には車体が傾き、乗り降りが更にしやすくなっている。
これからどんどん増えていってほしいものである。
余談であるが、最近バスに乗ると、停留所の案内放送が入る時がある。
日本のバスのように、「次は○○〜。」と放送するのだ。
いつの間に、停留所に名前がついたのかと思ってしまった。
またバス内には、モニターが設置されており、起こったニュースや乗り換えやバス網の案内、各種催し物の案内など、さまざまな事柄が流されている。
もちろん、今どこにいるのかもそのモニターにて確認することができる。(まだ全部の市バスに備わっているわけではない。一部のみである。)
人がたくさん乗る停留所には、あと何分で到着というような電光掲示板まで設置されるようになった。
後は、運転手さんが「スマイル0円」サービスをしてくれれば満点なのだ。(もちろん冗談。でも市バスの運転手さんは、愛想がいいのは確か。)
(以上の記事全ては、TUSSAMのHPを参照 http://www.tussam.es/
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