賃貸アパートを借りる方法。

1.探し方

日本で賃貸アパートを探す際は、まずは不動産屋さんに行くのが通常であろうが、こちらは、そんなことをする人はあまりいない。

スペイン事情として、一般的に分譲マンション、家が多いため、賃貸物件を扱う不動産屋さんが少ない。実際に、物件も賃貸物件は、分譲のそれよりもかなり少なめである。スペインでは、賃貸より分譲なのである。(だいたい、彼氏彼女ができ、その関係が絶対となったところで、分譲マンション、もしくは家を購入するパターンが多い。購入後は、もちろん結婚、子供ということになる。セビージャは、特にこの傾向は強く、典型的なセビージャ人は、みんなこのステップを踏んでいると思って間違いない。)

ということで、街にある不動産屋さんは、分譲しか扱っていないところが多いため、賃貸アパートを探す際、不動産屋さんに行く人が少ないのも、うなづけるはずである。
それでも、賃貸物件を扱っている不動産屋さんはある。でも、日本とシステムがちょっと違う。

パターン1:

ほしい物件の内容を不動産屋さんに伝え、探し料として150ユーロ〜250ユーロ(不動産屋さんによって違うので、あくまでも目安。)を支払う。その不動産屋さんは、見つかるまで探してくれる。晴れて見つかった際には、大家さんと直接契約を結ぶため、それ以降は不動産屋さんは関与しない。

パターン2:

探し料は払わないが、物件紹介はしてくれる不動産屋さん。もし入居する場合は、入居期間中 不動産屋さんに手数料を払い続ける。大家さんと何かとトラブルがあるスペインでは、不動産屋さんを通すことによって、すんなり問題が解決するので、この点に関しては気分的に楽である。もちろん、手数料を支払っているので当然のことなのであるが。
あくまで不動産屋さんに頼りたくない たくましい人たちは、どのように探すのかと言うと、
1.)インターネット
2.)住みたい場所に行って、その辺のバールやお店屋さんに聞く。
3.)大学の張り紙を見る。
4.)友達からの情報。
5.)街に貼ってある張り紙を見る。
などが一般的。この場合は、もちろん大家さんと借主は直接コンタクトをとる。
それでは、個別にちょっとお話をしましょう。

1.)インターネット

代表的なページを紹介(全てスペイン語)

idealista,com http://www.idealista.com/pagina/portada
yaencontre.com http://www.yaencontre.com/vivienda/results.php/pisos-alquiler-sevilla-_ESP
enalquiler.com http://www.enalquiler.com/alquiler-pisos-sevilla-43-2-0.html

2.)住みたい場所に行って、バールやお店屋さんに聞く。

インターネットに載せない大家サンも多い。
どうしても住みたい地区などがあったら、そこに直接行き、近くのバールのバーテンダーや、お店の人に直接、「すみませーん。この辺でアパート空いてるって情報知ってます?」と聞くとよい。
聞くこつは、“にこにこ”と“ずうずうしく”。

3.)大学の張り紙を見る。

こちらの学生はほとんどの場合、シェアーフラットに住んでいる。つまり4ベットルームを4人で分けて借りているようなケースだ。そして、大学内のさまざまな壁にはアパート同居人募集とか、アパート借主募集の張り紙がしてある。

4.)友達からの情報。

賃貸アパートに住んでいる友人に聞く。急にアパート同居人が退出し新しい人を探しているケースも結構ある。これ結構重要。

5.)街に貼ってある張り紙を見る。

3.)と同様、シェアーフラットの場合とアパートをまるまる賃貸する場合と2つパターンがある。
いずれの場合も、恥ずかしがると“永遠”に物件にはありつけない。
やはりここは、カラドゥーラ(厚かましい)のスペインであるから。
スペイン語が喋れなくても、カラドゥーラでいきましょー。

2.入居前に必ず確認すること

こちらの物件は家具付きのケースが多い。なので、短期間借りたい人には、たいへん身軽で二重マルなのだ。
また、日本のように敷金、礼金なんてない。1ヶ月分の家賃を保証金として取られるケースが多い(たまに2ヶ月の場合もあり)が、最後には家賃と相殺してくれる。
つまり返ってくるということだ(もちろん入居したときと同じ状態で返さないと無理。)。だから借主の方が圧倒的に有利なのが、こちらの環境である。
そして、いざ よさそうな物件が見つかっても、その条件は心配である。
電気、ガス、水道、管理費などの支払い方は、まずはっきりさせておかないと、後で揉め事の原因に。(スペインでの揉め事ということは…、想像できますよね?)
アパートによっては、借料に水道料金が含まれていたりする場合もある。
借料と上記の費用が別の場合、電気代は2ヶ月ごと、水道は3ヶ月ごとに請求書が届き、銀行から入金する。(もちろん、引き落としもできる。)
そして都市ガスの場合は2ヶ月に1回だ。(通常ガスは、ボンベを各アパートで購入するケースが多い。その場合、都市ガスは用がないので、もちろん請求書は届かない。あたりまえである。)
そこで、ちょっとスペイン的なのは、入居、退出タイミングによってその料金を払わずに済んでしまうこともある。

つまり、日本では、アパートをシェアして(分けて)住むことはあまり馴染みがないので、一戸には一家族、または一人で住んでいるのが通常かと思うが、その逆で、シェアの確率が高いセビージャでは、入居者が出たり、入ったり、ショッチュウ変わる場合も少なくない。

入居者の一部の人が退出する場合は、その入居者内で話し合って費用の払い方を決めるので、大家サンはノータッチだが、入居者全員が一遍に出ていくケースなどは、その請求書が届くタイミングによっては、大家サンがその費用を払わなければならないことになる。
しっかり者の大家サンは、前もって「水道代、ちょっと置いていけー!」と言えたりするが、そうでない“ぼんやり大家サンも。。。いるんだなぁーこれが。
請求書が届く日は決まっており、日本のように 引っ越すので検針に来てくれるとか、そんなサービスはこの地には存在しないのだ。
これは余談だが、スペインらしい、いくつかのアパートを巡る逸話を紹介しよう。

逸話 その1.

知り合いのおばあちゃんが持っている賃貸アパートでは、入居人が冷蔵庫やら、部屋にある物 全部うっぱらってしまい、あげくの果てに、とんずらされたと熱弁を奮っていた。
おばあちゃんの話しの最後で、その品のよさに関わらず、中指を立てていたのを私は見逃さなかった。

逸話 その2.

前に一度行った美容院で、私の髪をカットしている最中、その人の携帯が鳴り、出るといきなり怒鳴り始めた。
どうやらその人は、その美容院の家賃を滞納しており、大家サンから催促の電話だったらしい。
しかしながら、払わない本人が悪いのに、180度開き直り尚且つ、怒鳴り返していたその姿に思わず、口がぽかんと開き、よだれが垂れそうになった。(うまそうという意味ではない)
しかも、お客の前で。。。。 人間開き直ると強いぞ。(誉めているわけではない)
もちろんその店は、数ヶ月後“テナント募集”の紙が張ってあった。

逸話 その3.

知り合いの夫妻は、オフィス用スペースを持っておりそれを、不動産屋さんを介してある会社に貸した。
しかしながら、入居3ヶ月後には借料の振り込みが滞ったらしい。
もちろん怖くて、その後どうなったかは聞いていない。


それでは、よいアパートを見つけにファイト!

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